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見る気もなかった五輪をけっこう一所懸命見たりして、 そうこうするうちに八月十八日の政変も三条制札も 芹沢粛清もあれよと過ぎてしまい(==;;) 気がつけばすっかり秋の空、月夜は虫の声。
下記写真は 小田急線 高座渋谷駅徒歩七分・常泉寺
おとといまで知らなかったが(笑)近在では 「花の寺」として有名な古寺で、秋の今頃は 彼岸花の紅白が咲きそろう隠れた名所との事。 小雨のふったりやんだりする中で久々に カメラをかついで行ってきた。 駅前がびっくりするぐらい昔ふうの商店街である。 同じ小田急線の鶴巻温泉駅前でもそう思ったが、 首都圏といっても実は映画のようなひなびた風情は いつでもふと思い立てば味わえるものらしい。
しかし本当にちょうど彼岸の頃に咲くもので、 マンジュシャゲの他にも異名が全国で 数え切れないほどあるというが、 彼岸花というのが本当に言い得て妙だと毎年思う。 一面マッカッカの圧倒的な群生で有名な埼玉県の 観光メッカは混んでいそうで行く気にならないが、 地からツルツルと茎だけが伸び出て、まるで花魁の 櫛・笄のように絢爛としかし妖しくも鬱々として開く。 紅白が揃うと興趣はまた深い。 不思議としかいいようのない特異な花の姿はやはり どこか怖くもあり、あわれを誘うものでもある。 本当に田んぼや畑や、そんな生活の場にふと群れて 咲いているといきなり愛らしい村娘のようにもなる。
誰も彼もが、いずれは彼岸にゆく。 地球も太陽も、永遠ではない。
ほんの一瞬すれ違うだけの人と人の生きる時を 少し感謝して、嘆息して、また明日も 行き慣れた道を歩く。
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